カメラで生きていきたいと思う話。 - 虹色の毎日を求めた猫の物語

　こんにちは、紺稀です。今日は僕の夢について話していきたいと思います。

カメラとの出会い
- 高校時代
- 大学時代
初めての撮影
写真を撮って生きていきたい
今後の目標
写真
最後に

カメラとの出会い

高校時代

　突然ですが、僕は写真が好きです。見るのも、撮るのも好きです。綺麗なもの、きらきらしたものが好きで、特に高校に入って絵を描くようになってから絵や写真というのをよく見るようになった気がします。最初は資料の一環として見ていたのだと思います。
　スマホにより日常的に写真や絵を見られる環境になったというのも大きな要因です。綺麗な絵や写真を見る機会が増えました。

　スマホを買ってもらってから日常の写真を撮り始めた僕でしたが、当時は写真を撮ることに特別な感情はありませんでした。ただ日常の中で『これを皆にも共有したい』と思ったものをごく稀に撮ってTwitterやLINEに上げて見せる程度でした。

大学時代

　2016年4月、大学に入り、講義や周りの会話についていけず塞ぎこんでいた僕は、空や花の写真を撮るようになりました。癒しを求めていた、そんな感じでしょうか。今となっては思い出せませんが、高校の頃よりは確実に撮る枚数が増えました。

　そんな僕が、今使っているフィルムカメラを初めて見たのは2017年の秋から冬にかけてでした。2017年秋というと、僕が大学に通えなくなった時期です。不登校になり、大学入学当初よりもスマホを見る機会が増えた僕は、その頃から『カメラが欲しい』と強く思うようになりました。
　高校2年に祖父が亡くなり、形見分けをしていたときにもらえなかったカメラ。あれはきっと一眼レフでした。そのとき見たカメラが忘れられず、時間ができた不登校時代に『やりたい』と思うようになったのだと思います。

　しかし、一眼レフはすごく高くて、当時の僕には到底手が出せず。今も手が出せるかと言われたらまだ無理ですが。アンティークというのでしょうか、昔ながらのものが好きな僕は、自然とフィルムカメラを調べ始めました。
　色んなサイトを見ていて、ふと目に留まったのが、『Fed-5』。今使っているカメラです。黒いボディがかっこよくて、一目惚れしました。運命でした。

　しかし、そのときは販売サイトの在庫がありませんでした。それでもどうしてもそれが欲しいと思ってしまった僕は、定期的にサイトを見に行くことに。
　そして、そのときは訪れます。

　ある日、ついに在庫が！　心臓のどきどきが止まりません。カートに入れて、購入ボタンを押して。ああ、ついに買えた……すごくすごく嬉しかったです。

　届いたのは2018年1月30日。段ボールを開けてさっそく持ってみると、ずっしりした重みが手に伝わってきました。これが僕の初めてのカメラだ、そう、実感しました。

初めての撮影

　初めて撮影に行ったのは翌月、2018年2月11日です。愛知県犬山市にあるリトルワールドに行きました。どう撮ったら良いのか何もわからず、とりあえず何枚も写真に残しました。しかし、リトルワールドだけでは撮り切れなくて、3月に行った城崎温泉にも持って行きました。そうして撮り終えて、現像してもらいました。現像したときの記事があったので、置いておきます。

www.kokiclockwork.work

　ピントを合わせる方法を知らなくて、現像が終わって写真を見てから改めてマニュアルを見ました。書いてありました。なんということでしょう……その失敗があり、今はピントを合わせられるように頑張っています。

写真を撮って生きていきたい

　ここからが本題です。といっても、見出しのままですが。僕は写真を撮って生きていきたいです。この生きていきたいには、『カメラだけで生活したい』という思いは含まれていません。もちろん、そうできたらとても幸せなことですが。今はまだ、僕の写真を誰かが求めてくれたらそれだけで満足です。データ販売をしたらひとりふたりが買ってくれる、そんなところから始めたいです。

　僕はまだデジタルのカメラをひとつも持っておらず、スタートラインにも立てていないような状況です。フィルムカメラは撮り終えないと現像ができないため時間がかかるという意味で、デジタルとは並べないでしょう。
　しかし、僕はフィルムカメラにはフィルムカメラなりの魅力があると思います。デジタルを買ったとしてもフィルムカメラをやめたくないし、フィルムカメラの写真だって今はデータにできる時代です。いつかはフィルムカメラの写真もデータ販売したいです。そのためにも、今は精進あるのみ。